一戸建ての害虫対策方法とは?入りやすい場所や虫が入る原因もご紹介
暖かい季節になると、外から入ってくる不快な虫。特に一戸建てはマンションなどと違って虫が侵入しやすい部分が多いので、新築であっても何らかの経路から虫は入ってきてしまいますよね。相手は虫なのだからある程度は仕方がないと諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、一戸建てで虫が入ってきやすい場所や虫が入る原因、自分でできる害虫対策について解説していきたいと思います。
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一戸建てで害虫対策が必要な理由
一戸建てで害虫対策が必要な理由は、衛生面や建物面、健康面で悪影響を及ぼすから。「一戸建てならある程度虫が入るのは当たり前」「さほど虫嫌いというわけではないし、出た時に対処すればいいや」という考え方は危険です。
例えばゴキブリやハエなどは雑菌を食べ物に付着させて体調不良を引き起こすリスクがあります。また、シロアリが発生すると家自体の劣化を早める原因となり、ノミなど直接的に健康面に被害を及ぼす虫も存在します。このような理由から、一戸建てであっても害虫対策は必要なのです。
一戸建てで虫が入ってきやすい場所
一戸建てで虫が入ってきやすい場所は以下の4つ。
- 窓、網戸のすき間
- ベランダ
- 換気扇
- 室外機のホース
窓やベランダはある程度予測できても、換気扇や室外機のホースまでは対策していないという方も多いのではないでしょうか。フィルターやキャップなど市販のもので対策できるので、一度チェックしてみることをおすすめします。
一戸建てで虫が入ってくる原因とは
一戸建てに虫が入ってきてしまう原因は、以下の3つ。
- 侵入経路がある…家の中に虫がいるということは侵入経路が存在するということです。
- 湿気がある…虫は湿気を好むので、湿度の高い場所があると虫がわいてしまう原因になります。
- ゴミを溜めているなど虫がわく要因がある…生ごみなどを放置している場所には、虫がわく条件が揃っています。こまめに捨てられない段ボールや新聞紙は特に注意が必要です。
一戸建ての害虫対策
ここからは、具体的に一戸建ての害虫対策をご紹介していきます。
侵入経路を遮断する
害虫対策において一番重要なのは、虫の侵入経路を遮断することです。窓やドアを開けっ放しにしないことはもちろん、網戸に開いた小さな穴や換気扇、室外機のホースといった細かなところまでしっかり遮断しましょう。窓のサッシの隙間を塞ぐテープや、換気扇のフィルター、ホース用のキャップなどを利用することで、自分でも十分な対策ができます。
虫の住処を除去する
虫の侵入を防ぐには、侵入経路を断つだけでは不十分です。虫の住処になりやすい場所、例えば水たまりや湿気の多い場所、落ち葉や雑草などは放置せずにきちんと取り除きましょう。
ゴミを溜めない
ゴミの放置は虫がわいてしまう原因になるので、こまめに捨てるようにしましょう。ベランダに放置するのも厳禁です。また、段ボールや新聞紙を長期間放置していると、そこから虫がわいてしまうことも。普通のゴミと違って収集日が少ないのでついそのままにしてしまう方も多いかもしれませんが、長期間溜まらないよう注意が必要です。
照明を変える
虫は明るいところに集まる性質があるので、家の照明を変えるというのも一つの害虫対策になります。紫外線の量が多い蛍光灯から、紫外線カットの照明やLED照明に変えることで、虫の侵入を抑制することができます。
夜に洗濯物を干さない
夜に洗濯物を出しっぱなしにしていると、虫が卵を産みつけてしまうことがあるので要注意。特に白いものには虫が寄ってきやすいので注意が必要です。
虫除けグッズを活用する
玄関や窓に設置するような市販の虫除けグッズを利用するという方法もあります。使用する場合はきちんと説明書を読み、適切に使うようにしましょう。できるだけ殺虫剤などを使いたくない小さなお子さんやペットがいるお宅には、ハーブを使った虫除けもおすすめです。
湿気対策をする
虫は湿気を好む性質があるので、除湿剤や除湿機を使った湿気対策も有効です。家の中でも特に湿気が気になる場所には、きちんと対策を行いましょう。
しっかり害虫対策をして快適な暮らしを手に入れよう
一戸建ての場合、ある程度の虫の侵入は仕方がないと考えている方が多いかもしれませんが、きちんと対策をしなければさまざまな被害に発展してしまうケースも考えられます。ちょっとした生活習慣の見直しや市販のグッズを活用することで対策は十分可能なので、しっかり害虫対策をして快適な暮らしを手に入れましょう。