お客様から「家の柱が食べられていて、羽アリも飛んでる」とご相談をいただきました。

まずは事前調査の為に、お家にお伺いさせていただきました。

居住スペースの柱は、確かに食べられた跡があり、床下を確認すると蟻道(シロアリが作る土のトンネル)があり、

床下の木も食べられていて、中がスカスカになっている所もありました。

事前調査が終わりましたので、後日施工の段取りを決めて作業していきます。

作業当日、道具の準備をしていき、ホースを使って薬剤を散布していくので、汚れないように養生をしていきます。

まずは床下の被害のある箇所に、穴を開けて穿孔(直接ノズルを刺して薬剤をいれること)していきます。

上の写真のように薬剤をいれていきます。

左の写真の場所に薬剤を入れていくと、右の写真のように全然離れた場所から、薬剤がでてきました。

これは一見キレイな木に見えますが、中が食べられて空洞になっているため、その空洞を薬剤が流れていってこうなります。

被害がある場所に穿孔処理し終わったら、床下全体に薬剤散布していきます。

(床下を全面薬剤散布する施工をバリア工法と言います)

写真のように床下を全面散布していきました。

このバリア工法は、シロアリの予防効果も高いので、仮に被害がない場合でも予防する際に効果が期待できます。

大まかな作業はこのような流れになっています。

もちろん被害状況や作業環境等によって、細かい作業は変わっていきます。

屋根裏や床下など暗く普段見ることが困難な場所には専門知識を持った業者の力が必要です。

「もしかして…」と思ったら、まずはご相談をください。

弊社では専門知識を持った作業員が現地床下調査を無料でお伺いします。

どうぞ、お気軽にご連絡ください。